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請求書の送付メール例文|Web制作の検収後に送る1通と請求書との照合表

公開日

執筆:TASKUL編集部

請求書の送付メール例文|Web制作の検収後に送る1通と請求書との照合表

「検収の返事が来たので、今月中に請求書を送りたい。でもメールの本文に何を書けばいいのか」「先方の担当者と経理が別の人で、誰に送ればいいのか分からない」。Web制作の納品を終えて、請求書を添付する手前で止まっていませんか。

請求書の送付メールには、請求書と同じ請求番号・金額・支払期日と、何の分の請求かを書きます。何の分かは、見積書の番号と検収の日付で示します。送る前に、請求書とメールの記載が同じになっているかを1行ずつ確かめます。

この記事は、Web制作やデザインを受けているフリーランスが、検収の済んだ1件の請求書をメールで送るときのためのものです。架空の取引先と採用LP制作の例で、そのまま使える件名と本文、請求書とメールの照合表、着手金や追加作業のときに変える1文、間違えたときの送り直し方を紹介します。

同じ取引先の複数の案件を1枚にまとめて送る場合は、複数の案件を1枚にまとめる合算請求書の書き方を見てください。受注前に見積書を送るメールは、対になる見積書を送るときのメールの例文で扱っています。

最後に、請求書を作ってメールに貼るまでの手間をTASKUL(タスクル)で減らす方法も、できないことと合わせて紹介します。

この記事で分かること

  • 検収のあとに送る、請求書送付メールの件名と本文
  • 送る前に請求書と照らし合わせる3つの項目(請求番号・金額・支払期日)
  • 間違えて送ったときの、訂正メールの書き方

請求書を送るメールの例文(件名と本文)

請求書の送付メールに書く内容の出どころを示す図。「請求書メールは、どこから書く?」と題し、見積書と検収の返事から「何の分か」、請求書から「請求番号・金額・支払期日」を取り、2つの流れが送付メールに合流する
メールに書く内容の出どころは2つです。何の分の請求かは見積書と検収の返事、請求番号・金額・支払期日は請求書から取ります。

先に完成例を示します。架空の「株式会社サンプル商事」から採用LP制作を受け、10月15日(木)に納品し、10月20日(火)に担当者から検収のメールをもらった例です。

発注のときに「請求書は担当の山田宛てに送り、経理部をCCに入れてください」と頼まれていた想定で書きます。

見積書の番号は EST-2026-012、制作費は税抜385,000円です。請求日は10月30日(金)、支払期日は取り決めの「月末締め・翌月末払い」で11月30日(月)です。社名・番号・金額はすべて架空です。

宛先:株式会社サンプル商事 山田様
CC :株式会社サンプル商事 経理部
件名:【請求書送付】採用LP制作(請求番号 INV-2026-018)|鈴木

株式会社サンプル商事
Web担当 山田様
(CC:経理部 ご担当者様)

いつもお世話になっております。鈴木です。
採用LP制作の請求書をお送りします。

■ご請求の対象
採用LP制作(お見積書 EST-2026-012)
10月15日に納品し、10月20日に検収のご連絡をいただいた分です。

■請求書の内容
請求番号  :INV-2026-018
ご請求金額 :423,500円(税込)
お支払期日 :2026年11月30日(月)
お振込先  :請求書に記載しております

■添付ファイル
請求書_株式会社サンプル商事_INV-2026-018.pdf

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
内容に不明な点がありましたら、このメールにご返信ください。

――――――――――
鈴木デザイン事務所 鈴木
メール:suzuki@example.com

本文の「ご請求の対象」が、この1通でいちばん大事な行です。見積書の番号と検収の日付があれば、先方は社内の記録をすぐに探せます。経理の担当者は、発注のときの見積書とこの請求書を、番号で突き合わせられます。

請求金額は、税抜385,000円に消費税10%の38,500円を足した423,500円です。本文には税込の合計だけを書き、明細は請求書に任せます。理由は次の章で説明します。

件名には「請求書」「案件名」「請求番号」を入れる

件名だけで、何の請求書かが分かるようにします。同じ取引先から別の案件も受けているなら、案件名が無い件名は区別がつきません。

件名の例 先方の受信箱で分かること 使ってよいか
【請求書送付】採用LP制作(請求番号 INV-2026-018)|鈴木 請求書であること、どの案件か、どの請求書か、誰からか 使う
【請求書送付】採用LP制作|鈴木 どの案件の請求書か。同じ案件で2通目を送ると区別できない 1案件1通なら使える
10月分のご請求書 何月の請求か。案件名が無く、別の案件の請求書と区別できない 1件のときは使わない
請求書のご送付 請求書であることだけ 使わない

請求番号を件名に入れておくと、送り直しや問い合わせのときに「INV-2026-018の件」と1語で話が通じます。同じ案件で着手金と残金のように2通に分けて請求するときも、番号で見分けられます。

添付ファイルの名前にも請求番号を入れます。完成例のファイル名は「請求書_取引先名_請求番号」の形です。件名・本文・ファイル名・請求書の4か所で、同じ請求番号を使います。

取引先の担当者と経理が別の人のときの宛先とCC

発注のときに聞いた請求書の送り先に送ります。窓口の担当者と支払いをする経理が別の会社なら、送り先を聞くときに、宛先とCCをそれぞれ誰にするかも一緒に聞いておきます。

完成例は「担当の山田宛て・経理部をCC」と頼まれていた場合の形です。「経理部のアドレス宛てに送り、担当者をCCに」と頼まれていれば、宛先とCCを入れ替えます。宛名の行も、宛先にした人の名前を先に書きます。

送り先を聞いていなかったときは、請求書を送る前に担当者へ1通で確かめます。

採用LP制作の請求書をお送りしたいのですが、送り先は山田様でよろしいでしょうか。
経理ご担当の方に直接お送りする場合は、宛先のアドレスとお名前を教えてください。

この返事は、次の案件でも使います。取引先ごとの請求書の送り先や締め日は、発注のときにまとめて確かめておくと、請求のたびに聞かずに済みます。発注前に取引先と確かめておく条件の記事で、支払条件と一緒に確かめる項目を紹介しています。

請求書をメールで送る前のチェック(請求番号・金額・支払期日)

請求書の送付メールを送る前に照合する3項目の図。「請求書とメール、ここをそろえる」と題し、請求書と送付メールの両方に請求番号 INV-2026-018、請求金額(税込)423,500円(税込)、支払期日 2026年11月30日(月)が書かれ、左右が線とチェックで結ばれている
請求番号・税込の請求金額・支払期日の3つは、請求書とメールの両方に同じ内容を書きます。

メールを書き終えたら、請求書を横に開いて、同じ記載になっているかを1行ずつ確かめます。メールだけを読み直しても、請求書との食い違いは見つかりません。

次の表は、完成例の1通で何と何を比べるかをまとめたものです。根拠の列は、その値をどこから持ってきたかです。

確かめる項目 請求書の記載(架空) メール本文の記載 根拠にするもの 違っていたときの直し方
請求番号 INV-2026-018 件名と本文に INV-2026-018 前回送った請求書の番号(INV-2026-017) 請求書の番号に合わせてメールを直す。前に送った番号と重なっていないかも見る
件名・案件名 採用LP制作一式 件名と本文に「採用LP制作」 見積書 EST-2026-012 の件名 見積書の案件名にそろえる
請求金額(税込) 423,500円(小計385,000円・消費税38,500円) 423,500円(税込) 見積書の合計(税抜385,000円) 見積から金額が変わったなら、先に請求書を直してからメールを合わせる
支払期日 2026年11月30日 2026年11月30日(月) 発注のときの取り決め「月末締め・翌月末払い」 請求書の日付を取り決めの日に直し、メールも同じ日にする
振込先 ○○銀行 ○○支店 普通 0000000 「請求書に記載」 自分の口座 口座を変えたあとなら、請求書の振込先が新しい口座か確かめる
何の分の請求か 備考に「お見積書 EST-2026-012・10月20日検収分」 「ご請求の対象」の2行 見積書と、検収の返事のメール(10月20日) 検収の返事のメールを開き、日付を写し直す

6行のうち、請求番号・金額・支払期日の3つは、メールと請求書の両方に同じ内容が書かれます。ここが1つでも違うと、先方の経理はどちらが正しいかを確かめるために手を止めます。

何の分の請求かは、請求書の備考にも同じことを書きます。メールは経理に転送されないことがあるので、請求書だけを見ても見積番号と検収の日が分かる形にしておくと安心です。

金額は税込の合計を書き、明細は書かない

メールの本文には、請求金額の税込の合計だけを書きます。明細まで本文に書き写すと、請求書を訂正したときにメールの明細も直すことになり、直し漏れが起きます。

税込か税抜かは、必ず金額の後ろに書き添えます。見積書は税抜385,000円、請求書は税込423,500円と、2つの書類で表示が違うことがあるからです。「385,000円」とだけ書くと、税込の請求と読み違えられます。

支払期日は請求書と同じ日を書く

本文の支払期日は、請求書に書いた日と同じ日にします。日付は、年・月・日まで請求書と同じにします。曜日を書き添えるなら、カレンダーで確かめます。「11月末」のようにぼかすと、末日が土日のときにいつ払うかで先方が迷います。

支払期日は、発注のときに決めた取り決めから出します。例の「月末締め・翌月末払い」なら、10月30日の請求の支払期日は11月30日です。請求書を作るソフトが初期値で日付を入れる場合は、取り決めの日と合っているかを確かめます。

フリーランス法が当てはまる取引では、支払期日は、発注した側が納品物を受け取った日から数えて60日以内に決めることになっています。数え方と、期日を過ぎたときの連絡の仕方は、支払期日が守られないときの連絡の文例の記事にまとめています。

添付ファイル名とリンクの開き方を確かめる

PDFを添付するときは、送る前にそのPDFを自分で開き、宛名・請求番号・金額が今回の請求書かを確かめます。ファイル名には請求番号を入れ、前に送った請求書のPDFと取り違えないようにします。

請求書をリンクで送るときは、コピーしたURLを自分あてのメールに貼り、ログインしていない状態で開けるかを確かめます。編集用の画面のURLを貼ってしまうと、先方は請求書を開けません。

請求書の送付メールに貼る共有リンクを、ログインしていない状態で開いたTASKULの請求書の画面。請求書 INV-2026-018、請求先は株式会社サンプル商事 御中、発行日2026/10/30、支払期限2026/11/30、件名は採用LP制作一式、ご請求金額(税込)¥423,500、明細4行と小計¥385,000・消費税(10%)¥38,500・合計(税込)¥423,500、右上に「PDFダウンロード」のボタンがある
後の章で紹介するTASKULの共有リンクを、ログインしていない状態で開いた画面です。先方にはこの請求書が見え、右上の「PDFダウンロード」で保存もできます。データは架空です。

PDFにパスワードを付けるかどうかは、取引先の指定に従います。指定があれば、パスワードは別のメールで送るなど、先方が決めた方法に合わせます。

ここまでの例で、請求書をメールで1通送るまでに手でやった作業を数えると5つあります。

  1. 見積書 EST-2026-012 を開き、明細と税抜385,000円を請求書に書き写す
  2. 前回の請求書の番号を探し、次の番号 INV-2026-018 を振る
  3. 取り決めから支払期日の11月30日を出し、請求書に入れる
  4. 請求番号・金額・支払期日の3つを、請求書からメールの件名と本文に書き写す
  5. 検収の返事のメールを探し、10月20日という日付を本文と備考に書き写す

案件を1件納品するたびに、この5つを繰り返します。書き写す回数が多いほど、照合表のどこかの行で値がずれやすくなります。見積書から請求書を作るときに書き写しを減らす方法は、後の章で紹介します。

着手金・追加作業・月額保守の請求書送付メールの例文

変えるのは、件名と「何の分の請求か」の1文だけです。宛名・請求書の内容・添付の書き方は、完成例と同じ形のまま使えます。

何の分かを書く1文には、その請求の根拠になった番号と日付を入れます。着手金なら発注の返事、追加作業なら追加の見積書を先方が了承した返事、月額保守なら契約の開始日と対象の期間です。

請求する場面 件名の例 「何の分か」の1文の例 根拠として書く番号・日付
検収後の制作費(完成例) 【請求書送付】採用LP制作(請求番号 INV-2026-018)|鈴木 10月15日に納品し、10月20日に検収のご連絡をいただいた分です。 見積番号、納品日、検収の返事の日付
着手金 【請求書送付】採用LP制作 着手金(請求番号 INV-2026-0XX)|鈴木 お見積書 EST-2026-012 のうち、ご発注時にお約束した着手金50%の分です。残りは検収後にご請求します。 見積番号、発注の返事の日付、着手金の割合
追加作業 【請求書送付】採用LP制作 追加作業分(請求番号 INV-2026-0XX)|鈴木 10月22日にご了承いただいた追加のお見積書 EST-2026-015(下層ページ1ページの追加)の分です。 追加の見積番号、了承の返事の日付
月額保守 【請求書送付】サイト保守 10月分(請求番号 INV-2026-0XX)|鈴木 2026年10月1日開始の保守契約のうち、10月1日〜10月31日の分です。 契約の開始日、対象の期間

表の「0XX」には、その請求書の番号が入ります。着手金と残金のように同じ案件で2通に分けるときは、2通目の本文に「着手金(INV-2026-0XX)を差し引いた残りの分です」と前の請求番号を書くと、先方が二重に払う心配をしなくて済みます。

追加作業の分を、もとの制作費と同じ請求書に入れることもできます。その場合も本文の1文で、もとの見積番号と追加の見積番号の両方を書きます。

追加や取りやめで見積と金額が変わるときの明細の書き方は、見積書と金額が違う請求書の書き方の記事で説明しています。

月額保守のように毎月同じ請求を送る場合は、件名の月と本文の対象の期間だけを毎月書き換えます。先月のメールを複製したときは、月と期間の両方を書き換えたかを送る前に確かめます。

請求書を間違えて送ったら?訂正して送り直すメールの例文(件名・本文)

請求書を間違えて送ったときの送り直しの流れの図。「間違えた請求書、どう送り直す?」と題し、前の請求書 INV-2026-018 を取り消す、新しい請求書 INV-2026-019 を作る、訂正メールを送る、の3段と、下に「支払期日は変えない」
前の請求書 INV-2026-018 を取り消し、新しい番号 INV-2026-019 で作った請求書を訂正メールで送ります。支払期日は変えません。

メールには、訂正箇所と、取り消す前の請求番号だけを書きます。前の請求書の番号を本文に書いて、どの請求書の訂正かを示します。

例として、完成例の請求書で消費税の行が抜けたまま、税抜の385,000円を請求金額として送ってしまった場合を考えます。気づいたのは11月2日(月)です。

項目 前の請求書(取り消す) 新しい請求書
請求番号 INV-2026-018 INV-2026-019
請求日 2026年10月30日 2026年11月2日
消費税(10%) 記載なし 38,500円
請求金額 385,000円 423,500円(税込)
支払期日 2026年11月30日 2026年11月30日(変えない)

支払期日は、先方と取り決めた日のまま変えません。送り直しを理由に期日を後ろにずらすと、取り決めと違う日付になるからです。送り直すメールは次のとおりです。

件名:【請求書訂正】採用LP制作(請求番号 INV-2026-019)|鈴木

株式会社サンプル商事
Web担当 山田様
(CC:経理部 ご担当者様)

いつもお世話になっております。鈴木です。
10月30日にお送りした請求書(INV-2026-018)に、消費税の記載が抜けておりました。
大変申し訳ございません。訂正した請求書をお送りします。

■訂正箇所
請求番号  :INV-2026-018 → INV-2026-019
ご請求金額 :385,000円 → 423,500円(税込)

お支払期日は変わらず、2026年11月30日(月)です。
前の請求書(INV-2026-018)は取り消しとし、
こちらの請求書でお手続きいただけますでしょうか。

■添付ファイル
請求書_株式会社サンプル商事_INV-2026-019.pdf

訂正箇所は、訂正前と訂正後を矢印で並べるだけにします。お詫びの文を長くするより、先方の経理が前の請求書を処理しないように、取り消す番号をはっきり書くことが大切です。

インボイス(適格請求書)の登録をしている場合は、税の決まりもあります。国税庁のインボイス制度に関するQ&A(問32)によると、交付した適格請求書の記載事項に誤りがあったときは、相手に修正した適格請求書を交付しなければなりません。

同じQ&Aの問33は、交付の方法として、記載事項をすべて書き直したものを交付する方法と、最初の請求書とのつながりを示して直した事項を明らかにしたものを交付する方法を挙げています。問33の図では、最初に交付した請求書と修正した請求書の両方の写しを保存するとしています。

個別の取引の扱いに迷ったら、税理士か税務署に確かめてください。

請求書をリンクで送る方法|TASKULで作ってメールに貼る手順

TASKULで請求書を作ってメールで送るまでの分担の図。「作成はTASKUL、送信は自分のメール」と題し、TASKULが明細・請求番号を入れ、支払期日と検収日は自分で確認し、共有リンクをコピーして自分のメールに貼って送る
明細と請求番号はTASKULが入れます。支払期日と検収日は自分で確かめ、コピーした共有リンクを自分のメールに貼って送ります。

照合の章の終わりで数えた5つの手作業のうち、1つ目の明細の書き写しと、2つ目の請求番号を振ることは、TASKULの請求書の作成画面が自動で済ませます。3つ目の支払期日は、初期値が入るので、取り決めの日と違えば直します。

4つ目のメールへの書き写しと、5つ目の検収の日付は、自分でやる作業のままです。TASKULはメールを送らず、メールの文面も作りません。コピーできるのは請求書のリンクのURLだけです。

TASKULは、案件(プロジェクト)ごとの状態と「納品月」から、請求書に入れる案件を拾います。見積書・請求書とクライアント管理は、無料のFreeプランでも使えます。

検収が済んだ案件から請求書を作る手順

完成例の採用LP制作で、10月30日に請求書を作る流れで説明します。クライアントの登録と、案件の見積書の作成は済んでいるものとします。

手順1:検収が済んだ案件を「完了」にして、納品月を入れる

「全てのタスク」の画面で、採用LP制作の行の状態を押して「完了」を選ぶと、「納品月を入力」の画面が開きます。10月を選んで「完了にする」を押します。

請求書を作る前に案件の納品月を入れるTASKULの「納品月を入力」の画面。「ステータスを「完了」に変更するには、納品月を指定してください。」の下に2026年の1月から12月が並び、10月が選ばれていて、「キャンセル」と「完了にする」のボタンがある。背景は株式会社サンプル商事の採用LP制作とバナー制作3点が並ぶ「全てのタスク」の画面
採用LP制作の状態を「完了」に変えると開く画面です。納品した10月を選んで「完了にする」を押すと、10月分の請求書の候補に入ります。データは架空です。

請求書の候補に出るのは、状態が「完了」か「入金済」の案件だけです。検収を待っている間は「確認中」などの状態にしておけば、請求書の候補には出てきません。

手順2:「請求書を作成」で、クライアントと納品月を選ぶ

「請求書を作成」を開き、「クライアント」に株式会社サンプル商事、「納品月」に2026年10月を選びます。採用LP制作が「該当プロジェクト(1件)」として出て、チェックが入った状態で並びます。

TASKULの「請求書を作成」の画面。クライアントに株式会社サンプル商事、納品月に2026年10月を選ぶと、「該当プロジェクト(1件)」に採用LP制作 ¥385,000 がチェック付きで出て、件名に「採用LP制作一式」、請求番号に「INV-2026-018」が入っている
クライアントと納品月を選ぶと、完了にした採用LP制作が候補に出て、件名「採用LP制作一式」と請求番号「INV-2026-018」が自動で入ります。データは架空です。

案件の見積書の品目・数量・単価が、そのまま明細の行として入ります。件名は、案件が1件なら「採用LP制作一式」が自動で入り、手で書き換えもできます。

見積書を作り直した案件では、最後に作った1通の明細が入ります。古い見積書の金額で請求していないか、合計を見積書と比べます。

手順3:請求番号・支払期限・備考を確かめて保存する

請求番号には、「INV-年-番号」の形で作ってきた請求書の、その年の番号の続きが入ります。前回が INV-2026-017 なら INV-2026-018 です。

同じ番号は使えず、重なると「この請求番号は既に使用されています。別の番号に変更してください」と出ます。

「支払期限」の初期値は、請求書を作り始めた日の30日後です。10月30日に作ると11月29日が入るので、取り決めの11月30日に直します。初期値のまま保存すると、メールに書く支払期日と1日ずれます。

備考の初期値は「振込手数料はご負担ください。」です。その下に「お見積書 EST-2026-012・10月20日検収分」と書き足してから、「保存する」を押します。

手順4:「リンクを発行して送付」で共有リンクをコピーし、メールに貼る

保存した請求書の画面で「リンクを発行して送付」を押すと、「送付リンクを発行しました」の画面に共有リンクが出ます。「コピー」を押してURLをコピーし、自分のメールに貼ります。

請求書の送付メールに貼るリンクを出すTASKULの「送付リンクを発行しました」の画面。請求番号 INV-2026-018 と共有リンクのURLが表示され、「コピー」を押したあとの「コピー済み」のボタンと、「このリンクを共有すると、請求書の内容を閲覧できます。」の注記がある
「コピー」を押すと「コピー済み」に変わり、共有リンクのURLがコピーされます。TASKULからメールは送られないので、このURLを自分のメールの本文に貼って送ります。データは架空です。

リンクで送るときは、完成例の「■添付ファイル」の2行を、次の3行に差し替えます。

■請求書(リンク)
https://app.taskul-ai.com/share/invoice/(コピーしたURL)
ログインなしでご覧いただけ、PDFで保存することもできます。

PDFを添付して送るなら、同じ画面の「PDFダウンロード」を押します。保存されるファイル名は「請求書_株式会社サンプル商事_INV-2026-018.pdf」のように、取引先名と請求番号が入った形です。

手順5:入金を確かめたら、案件を「入金済」にする

支払期日の翌営業日、例なら12月1日(火)に入金を確かめる予定を、自分のカレンダーに入れておきます。入金を確かめたら、「全てのタスク」で採用LP制作の状態を「入金済」に切り替えます。

TASKULでできないこと・向かない人

請求書の送付まわりには、次の制限があります。

  • TASKULからメールは送れません。メールの文面のひな形もありません。件名と本文は自分で書き、リンクのURLかPDFを添えて送ります。
  • 先方がリンクを開いたかどうかは、TASKULでは分かりません。
  • 請求書そのものには「送付済」「入金済」のような状態がありません。入金は、案件の状態を手で「入金済」にして管理します。入金を自動で確かめる機能もありません。
  • 同じ請求書でリンクを発行し直しても、URLは同じです。保存した請求書を「編集」で直すと、送ったリンクの中身も変わります。送ったあとに直すなら、前の章のとおり新しい請求番号で作り直します。
  • 前の請求書を「削除」すると、前のリンクは開けなくなります。インボイスの登録をしている人は、削除する前に前の請求書のPDFを控えとして保存しておきます。
  • Freeプランで作れる案件(プロジェクト)は累計10件までです。請求書を作れる枚数に上限はありません。

取引先が1社で、月に1件しか請求しないなら、表計算ソフトの請求書を書き換えて送るほうが早く済みます。会計ソフトで帳簿までつけている人は、会計ソフトの請求書の機能のほうが合います。

案件ごとに見積書を作り、納品のたびに見積書から請求書へ書き写しているなら、TASKULのFreeプランで、納品した案件から請求書まで1か所で作る流れを試せます。

請求書の送付メールのよくある質問

請求書をメールで送るときによく出る質問に答えます。

請求書はメールだけで送ってもいいですか?

取引先の指定に従います。メールで受け取る会社もあれば、紙の原本の郵送を求める会社もあります。

発注のときに送り方を聞いていなければ、最初の請求の前に担当者に確かめ、郵送を求められたら原本も郵送します。メールは送ってすぐ届き、切手代もかかりません。その代わり、宛先を間違えると取り消せないので、送る前に宛先を確かめます。

メールの本文に明細も書いたほうがいいですか?

書かなくてかまいません。本文には税込の請求金額の合計だけを書き、明細は請求書に任せます。本文にも明細を書くと、請求書を訂正したときに2か所を直すことになり、直し漏れが起きます。

PDFの添付とリンクは、どちらで送ればいいですか?

先方の社内で保存や回覧をしやすいほうにします。分からなければ、最初の請求のときに担当者に聞きます。PDFとリンクの両方を送ると、先方がどちらを正とするかで迷うので、どちらか1つにします。

送った請求書の控えは残しますか?

残します。国税庁のタックスアンサー(No.6498)のとおり、インボイスの登録をしている事業者には、交付した適格請求書の写しを保存する義務があります。送ったPDFと送付メールを、請求番号で探せる場所に保存しておきます。

複数の案件をまとめて送るときはどうしますか?

同じ取引先の複数の案件を1枚の請求書にまとめる場合は、本文でまとめた案件を1件ずつ挙げます。明細の並べ方と消費税の計算は、複数の案件を1枚にまとめる合算請求書の書き方で説明しています。

支払期日を過ぎても入金が無いときはどうしますか?

支払期日の翌営業日に入金を確かめ、入っていなければ担当者に支払予定日を確かめるメールを送ります。文面は、支払期日が守られないときの連絡の文例の記事にある文例を使えます。

まとめ|請求書の送付メールは、請求書と同じ番号・金額・支払期日で送る

請求書の送付メールには、請求書と同じ請求番号・税込の請求金額・支払期日を書き、何の分の請求かを見積書の番号と検収の日付で示します。件名には「請求書」と案件名と請求番号を入れます。

送る前にやることは3つです。

この記事のまとめ

  1. 照合表の6行を、請求書とメールで1行ずつ突き合わせる
  2. 「ご請求の対象」の1文に、見積番号と検収の日付を書く
  3. 支払期日の翌営業日に、入金を確かめる予定を入れる

今月送る請求書が1通あるなら、まずはその1通で照合表の6行を埋めてみてください。納品のたびに見積書から請求書へ書き写す作業が手間になってきたら、TASKULのFreeプランで、納品した案件から請求書を作ってリンクを貼る流れを試せます。

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TASKUL編集部

TASKUL(タスクル)の編集チーム

フリーランスや制作会社向けのタスク管理ツール「TASKUL(タスクル)」の編集チームです。複数の案件を抱える制作者から寄せられる、段取り・見積・請求の困りごとをもとに記事を書いています。

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